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こんにちは!英語学習発信者のはっしーです。
本記事では、大学時代に人生で初めて英検を受けた僕が、完全独学・わずか3か月で英検準1級に「いきなり一発合格」したときに使用した、過去問の使い方を紹介します。
英検準1級の対策を始めると、次のような疑問が出てくると思います。
- 過去問はいつから解けばいい?
- 何年分、何回分解けばいい?
- まだ実力がない状態で解いてもいい?
- 一度解いた過去問をもう一度使う意味はある?
- 間違えた問題はどこまで復習すればいい?
僕が使用したのは、旺文社の『英検準1級 過去6回全問題集』です。
過去問は、現在の実力を測るだけの教材ではありません。正しく復習すれば、単語、長文、リスニング、ライティングをまとめて対策できます。
一方で、点数だけを確認して次の問題へ進んでしまうと、せっかくの過去問を十分に活用できません。
この記事では、3か月で合格を目指す場合の過去問の進め方と、技能別の復習方法を詳しく解説します。
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結論:3か月なら「6回分」を用意しておくと使いやすい
3か月で英検準1級合格を目指すなら、過去6回分が収録された問題集を1冊用意しておくと使いやすいです。
ただし、必ず6回分すべてを同じ方法で解く必要はありません。
おすすめの使い分けは次のとおりです。
| 時期 | 使用回数 | 目的 |
|---|---|---|
| 勉強開始時 | 1回分 | 現在地と苦手分野の確認 |
| 1〜2か月目 | 2〜3回分 | 技能別の練習と復習 |
| 試験直前 | 残りの回 | 本番形式の演習 |
最初の1回は実力確認、途中の問題は練習、最後の問題は本番シミュレーションとして使います。
「6回分を解くこと」自体を目標にするのではなく、目的を変えながら使うのがポイントです。
過去問は何年分必要?
英検は通常、年度内に複数回実施されます。そのため、「何年分」よりも「何回分」で考えたほうが分かりやすいです。
必要な回数は、勉強開始時の英語力や試験までの期間によって異なるため、すべての人に共通する正解はありません。
目安としては、次のように考えられます。
- 時間が少ない人:最低3回分
- 3か月勉強できる人:6回分を用意
- 本番形式に不慣れな人:できるだけ多く演習
ただし、6回分を急いで解くより、3回分を丁寧に復習したほうが力になる場合もあります。
大切なのは、解いた回数ではなく、間違えた原因を次の問題で改善できたかどうかです。
過去問はいつから解き始める?
僕がおすすめするのは、勉強開始時に一度問題を確認し、その後に単語や技能別の学習を進める方法です。
最初の段階では、合格点を取れなくても問題ありません。
過去問を最初に見る目的は、点数を取ることではなく、次の項目を確認することです。
- 語彙問題の難易度
- 長文の量と内容
- リスニングの速さ
- 要約と英作文の出題形式
- 自分が特に苦手な分野
僕も英検準1級の対策では、まず語彙力を伸ばす必要があると感じ、パス単を学習の中心にしました。
過去問を見ずに勉強を始めると、自分に必要な対策が分からないまま、教材を最初から順番に進めるだけになってしまう可能性があります。
最初に試験全体を確認しておくと、3か月間の優先順位を決めやすくなります。
最初の過去問は時間を測るべき?
最初の1回は、本番の時間を意識して解くのがおすすめです。
現在の英検準1級では、リーディング・ライティングが90分、リスニングが約30分です。
ただし、最初からすべてを完璧な本番形式で解けなくても構いません。
途中で時間が足りなくなった場合は、時間内に解けたところまでを記録します。その後、残った問題を時間制限なしで解いてみましょう。
そうすると、次の2つを分けて確認できます。
- 知識が足りなくて解けなかった問題
- 時間が足りなくて解けなかった問題
時間不足と実力不足では、必要な対策が異なります。
過去問を解いた後に記録すること
過去問を解いたら、正解数だけでなく、次の内容も記録しておきます。
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 語彙 | 正解数・知らなかった単語 |
| 長文 | 正解数・時間・読み間違えた箇所 |
| 要約 | 語数・不足した情報・文法ミス |
| 英作文 | 語数・構成・書けなかった表現 |
| リスニング | 正解数・聞き取れなかった原因 |
| 全体 | 時間が足りなかった分野 |
点数だけを残しても、「次に何を勉強すればよいか」が分かりません。
できなかった原因まで記録することで、過去問を学習計画に反映できます。
過去問は解く時間より復習が重要
過去問を解き終えたら、すぐに次の回へ進みたくなるかもしれません。
しかし、過去問演習で大切なのは、解いた後の復習です。
僕がおすすめする基本の流れは次のとおりです。
- 時間を測って問題を解く
- 答え合わせをする
- 間違えた原因を確認する
- 解説と英文を読み直す
- 知らなかった単語を復習する
- 数日後に間違えた問題を解き直す
正解した問題も、根拠が分からず偶然当たった場合は復習の対象です。
「正解したか」だけではなく、「なぜその答えになるのか説明できるか」を確認しましょう。
語彙問題の復習方法
語彙問題は、正解の単語だけを覚えて終わりにしないことが大切です。
問題に出てきた選択肢について、次のように確認します。
- 正解の単語の意味
- ほかの選択肢の意味
- 問題文の中で正解になる理由
- 知っていたのに選べなかった原因
- パス単に掲載されているか
語彙問題の分類方法
間違えた問題を、次の3つに分けてみてください。
- 正解の単語を知らなかった
- 選択肢の意味を混同した
- 単語は知っていたが文脈を理解できなかった
単語を知らなかった場合は、パス単へ戻ります。
意味を混同した場合は、似た単語を並べて違いを確認します。
文脈が理解できなかった場合は、問題文全体を読み、どの部分が正解の手がかりになっているか確認します。
僕が実践したパス単の使い方はこちらで紹介しています。
▶︎【英検準1級パス単の使い方|3か月で一発合格した僕の覚え方 | はっしー英語ラボ】
長文問題の復習方法
長文問題は、答えだけを確認して終わらせず、「本文のどこに根拠があったか」を探します。
復習の手順
- 間違えた問題をもう一度解く
- 本文の根拠となる箇所を探す
- 選んだ答えが違う理由を確認する
- 知らなかった単語や表現を調べる
- 段落ごとの内容を短くまとめる
- 英文をもう一度最初から読む
特に重要なのは、正解の根拠を本文中で確認することです。
「なんとなくこの選択肢だと思った」という解き方を続けると、似た問題でまた迷ってしまいます。
読むのが遅かった場合
時間が足りなかった場合は、次の原因を確認します。
- 知らない単語が多かった
- 一文ずつ日本語に訳していた
- 同じ段落を何度も読み直した
- 選択肢の比較に時間をかけすぎた
- 問題の根拠を探せなかった
原因が語彙不足なら、パス単や文単に戻ります。
英文を何度も読み直している場合は、各段落の要点を短く捉える練習をしましょう。
リスニングの復習方法
リスニングは、答え合わせだけでは聞き取れるようになりません。
間違えた問題について、音声とスクリプトを使って復習します。
復習の手順
- スクリプトを見ずにもう一度聞く
- 聞き取れなかった部分を確認する
- スクリプトを見ながら聞く
- 知らなかった単語や表現を確認する
- 音声に合わせて音読する
- 最後にスクリプトを見ずに聞く
聞き取れなかった原因を分ける
リスニングで間違える原因は一つではありません。
- 単語の意味を知らなかった
- 文字なら分かるが、音では分からなかった
- 話の内容は分かったが、選択肢を選べなかった
- 会話の途中で集中が切れた
- 情報を覚えておけなかった
原因が違えば、復習方法も変わります。
単語を知らなかった場合は語彙学習、音を認識できなかった場合は音読や音声確認が必要です。
内容を覚えておけなかった場合は、「誰が・何を・なぜ話しているか」を意識して聞く練習をします。
英文要約の復習方法
現在の英検準1級では、英文要約も出題されます。
要約問題を復習するときは、模範解答との表現の違いだけでなく、選んだ情報が適切だったかを確認します。
チェックする項目
- 文章全体のテーマを捉えているか
- 各段落の重要な内容を含めているか
- 細かい具体例を入れすぎていないか
- 元の文章にない意見を加えていないか
- 60〜70語に収まっているか
- 元の意味を変えていないか
- 文法的に正しい英文になっているか
模範解答と単語が違っていても、必要な情報を正確にまとめられていれば、同じ文章に直す必要はありません。
一方、重要な内容が抜けている場合は、なぜその情報を選べなかったのか確認しましょう。
英作文の復習方法
英作文では、次の4点を中心に見直します。
- 内容
- 構成
- 語彙
- 文法
現在の準1級の英作文では、TOPICについて自分の意見を示し、指定されたPOINTSから2つを使って、120〜150語で書きます。
復習のチェックリスト
- TOPICに答えているか
- 自分の立場が明確か
- 理由が2つあるか
- 理由に説明や具体例があるか
- 序論・本論・結論の流れになっているか
- 同じ単語を繰り返していないか
- 主語と動詞が合っているか
- 単数形と複数形が合っているか
- 語数の範囲に収まっているか
模範解答を読んで終わるのではなく、間違いを確認した後にもう一度書き直すのがおすすめです。
英作文と要約の詳しい勉強方法はこちらで解説しています。
▶︎【内部リンク:英検準1級の要約・英作文の勉強法|3か月で一発合格した対策法】
1回分の復習にはどれくらい時間をかける?
復習に必要な時間は、間違えた問題数や現在の実力によって異なります。
そのため、「必ず何時間」と決めることはできません。
目安としては、過去問を解いた当日だけですべて終わらせようとせず、数日に分けても構いません。
例えば、次のように分けられます。
| 日程 | 復習内容 |
|---|---|
| 1日目 | 本番形式で解く・答え合わせ |
| 2日目 | 語彙・長文の復習 |
| 3日目 | リスニングの復習 |
| 4日目 | 要約・英作文の書き直し |
| 数日後 | 間違えた問題の再確認 |
一度に長時間復習するより、分野を分けたほうが取り組みやすい場合もあります。
同じ過去問は何周する?
過去問は、一度解いたら終わりではありません。
ただし、問題集全体を毎回最初から解き直す必要もありません。
1回目
本番形式で解き、現在の実力と苦手分野を確認します。
2回目
間違えた問題を中心に解き直します。
答えを覚えている場合は、正解を選ぶだけでなく、理由を説明できるか確認します。
3回目
しばらく期間を空け、もう一度確認します。
特に、何度も間違える単語や長文問題、書けなかったライティング表現を優先します。
周回数を目標にするのではなく、同じ原因で間違えなくなったかを基準にしましょう。
3か月間の過去問スケジュール
勉強開始時:1回分で現在地を確認する
最初に1回分を見て、試験全体の難易度を把握します。
この段階では、点数が低くても気にしすぎる必要はありません。
苦手分野を見つけ、今後の勉強計画を決めるために使います。
1か月目:単語と基礎学習を優先する
最初の過去問で語彙不足を感じた場合は、パス単を中心に学習します。
過去問を次々に消費するのではなく、まず必要な知識を身につけます。
2か月目:技能別に過去問を使う
2か月目は、1回分すべてを一度に解かなくても構いません。
- 語彙問題だけ解く
- 長文だけ時間を測る
- リスニングだけ復習する
- 要約と英作文だけ書く
というように、技能別の教材として使います。
3か月目:本番形式で通して解く
試験直前は、未使用の過去問を本番形式で解きます。
リーディングとライティングを90分で解き、その後、リスニングに取り組みます。
次の点も本番に近づけます。
- 途中で辞書を使わない
- スマートフォンを見ない
- 音声を途中で止めない
- ライティングを最後まで完成させる
- 見直し時間を確保する
未使用の回を直前期まで残しておくと、現在の実力をより正確に確認できます。
過去問の点数が伸びないときの対処法
何回か解いても点数が上がらない場合は、過去問の回数を増やす前に、原因を確認します。
語彙問題が伸びない
パス単へ戻り、知らなかった単語を優先して復習します。
正解の単語だけでなく、ほかの選択肢も確認しましょう。
長文が伸びない
語彙不足なのか、時間不足なのか、内容を正しく理解できていないのかを分けます。
根拠となる英文を探す練習も必要です。
リスニングが伸びない
スクリプトを確認し、意味を知らないのか、音を認識できないのかを判断します。
音声を聞くだけではなく、音読も取り入れましょう。
ライティングが伸びない
模範解答を読むだけになっていないか確認します。
英作文と要約は、自分で書き、見直し、書き直す作業が必要です。
過去問を使うときに避けたい5つの失敗
1. 点数だけ確認して終わる
点数が分かっても、間違えた原因を直さなければ、次も同じ問題でつまずきます。
2. 毎日のように新しい回を解く
復習が終わっていない状態で次の回へ進むと、過去問を消費するだけになってしまいます。
3. すべての英文を完璧に訳す
復習は必要ですが、すべての英文をきれいな日本語に訳すことが目的ではありません。
問題の根拠や文章の要点を理解することを優先します。
4. 最初から点数に落ち込む
勉強開始時の過去問は、苦手分野を見つけるために使います。
最初の結果は、3か月後の結果ではありません。
5. 直前期に解く問題を残さない
最初のうちにすべての回を解くと、直前期に初見で実力を試せる問題がなくなります。
本番形式で使う回を残しておきましょう。
過去問題集は最新版を選ぼう
英検は2024年度から一部の問題形式が変更され、準1級では英文要約が追加されています。
これから過去問題集を購入する場合は、現在の試験形式に対応した最新版を選んでください。
中古で購入する場合も、収録されている試験が現在の形式に対応しているか確認しましょう。
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僕が使用した教材5冊の役割や選び方は、こちらの記事で紹介しています。
▶︎【英検準1級に3か月で一発合格した僕が使った教材5選 | はっしー英語ラボ】
よくある質問
過去問は最低何回分解けばいいですか?
必要な回数は現在の実力によって異なりますが、時間が限られている場合でも、3回分程度は取り組みたいところです。
3か月勉強できる場合は、過去6回分が収録された問題集を用意し、実力確認、技能別練習、本番演習に分けて使うのがおすすめです。
古い過去問も使えますか?
語彙、長文、リスニングなどの練習には活用できます。
ただし、現在の形式と異なる部分があるため、直前期の本番演習には新形式に対応した問題を優先してください。
公式サイトの過去問だけでも大丈夫ですか?
英検公式サイトでも過去問を確認できます。
より多くの回に取り組みたい場合や、解説を読みながら復習したい場合は、市販の過去問題集を併用すると学習を進めやすくなります。
過去問で何割取れば合格できますか?
英検はCSEスコアによって合否が判定されるため、単純な正答率だけで合格を確実に判断することはできません。
過去問の正答率は実力を確認する目安として使い、苦手分野を減らすことを優先しましょう。
一度解いた問題は答えを覚えてしまいませんか?
答えを覚えていても、復習には使えます。
なぜその選択肢が正解なのか、ほかの選択肢がなぜ違うのかを説明できるか確認しましょう。
まとめ:過去問は「解いた数」より「復習の質」
英検準1級の過去問を使うときのポイントは、次のとおりです。
- 3か月なら過去6回分を用意する
- 最初に1回分を使って現在地を確認する
- すべての回を一気に解かない
- 2か月目は技能別の練習に使う
- 直前期まで未使用の回を残す
- 点数だけでなく、間違えた原因を記録する
- 語彙、長文、リスニングを分けて復習する
- 要約と英作文は必ず書き直す
- 数日後に間違えた問題をもう一度確認する
- 現在の形式に対応した最新版を選ぶ
過去問は、自分の実力不足を突きつけられるようで、最初は解くのが怖いかもしれません。
しかし、最初から高得点を取る必要はありません。
できなかった問題は、「本番前に見つけられてよかった問題」です。間違えた原因を一つずつ減らしていけば、過去問は合格までの道筋を教えてくれる教材になります。
まずは1回分を使い、自分がどの分野から対策すべきか確認してみてください。
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3か月間の勉強全体の流れはこちらの記事で紹介しています。


