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こんにちは!英語学習発信者のはっしーです。
本記事では、大学時代に人生で初めて英検を受けた僕が、完全独学・わずか3か月で英検準1級に「いきなり一発合格」したときの英作文対策と、現在の試験で必要な英文要約の勉強法を紹介します。
英検準1級のライティングについて、次のように悩んでいませんか?
- 英作文の書き出しが思いつかない
- 意見を支える理由が浮かばない
- 要約でどの情報を残せばよいか分からない
- 文法やスペルに自信がない
- 独学なので答案を添削してもらえない
僕も英作文の対策を始めたころは、何を書けばよいのか分からず、なかなか手が進みませんでした。
しかし、ライティングは才能だけで決まる分野ではありません。
基本的な構成を覚え、頻出テーマについて自分の意見を書く練習を重ねれば、少しずつ対応できるようになります。
この記事では、英作文と要約を分けて、具体的な対策方法を解説していきます。
- はじめに:僕が受験した当時と現在の違い
- 現在の英検準1級ライティングの形式
- 英作文は「型」を決めると書きやすくなる
- 英作文で使える基本テンプレート
- 理由は「結論まで一段深く」説明する
- 理由が思いつかないときの考え方
- 難しい英語より、正確に伝わる英語を使う
- 模範解答は丸暗記しない
- 英作文のおすすめ練習手順
- 英文要約は「重要な情報を選ぶ問題」
- 要約問題の基本的な解き方
- 要約問題では自分の意見を書かない
- 要約で使いやすい表現
- 要約で避けたい5つの失敗
- ライティングの採点で意識したい4つの観点
- 独学で答案を見直すチェックリスト
- 『最短合格! 英検準1級 要約&英作文完全制覇』の使い方
- 3か月間のライティング学習スケジュール
- 本番で意識したいこと
- まとめ:英作文も要約も、型を覚えて実際に書こう
はじめに:僕が受験した当時と現在の違い
僕が英検準1級に合格したときに使用したのは、ジャパンタイムズ出版の『最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇』です。
現在の英検準1級では問題形式が変更され、従来の英作文に加えて、英文要約も出題されています。
そのため、本記事では次のように分けて解説します。
- 英作文:僕が合格時に実践した考え方をもとに解説
- 英文要約:現在の出題形式に基づいて解説
これから教材を購入する人は、英文要約にも対応した『最短合格! 英検準1級 要約&英作文完全制覇』など、現在の形式に対応した教材を選んでください。
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英検準1級で僕が使用した教材全体については、こちらの記事で紹介しています。
▶︎【英検準1級に3か月で一発合格した僕が使った教材5選 | はっしー英語ラボ】
現在の英検準1級ライティングの形式
現在の英検準1級ライティングでは、次の2つの問題が出題されます。
| 問題 | 内容 | 語数 |
|---|---|---|
| 英文要約 | 課題文の内容を英語でまとめる | 60〜70語 |
| 英作文 | TOPICについて自分の意見と理由を書く | 120〜150語 |
英作文では、与えられたPOINTSから2つを使い、序論・本論・結論の構成で書きます。
リーディングとライティングを合わせた試験時間は90分です。ライティングだけに時間を使いすぎると、リーディングを解く時間が足りなくなるため、普段から時間を測って練習する必要があります。
英作文は「型」を決めると書きやすくなる
僕が英作文対策で特に意識したのは、毎回ゼロから文章を考えないことです。
テーマが変わっても、文章の基本構成は大きく変わりません。
英作文は、次の4段落で組み立てると書きやすくなります。
- 序論:自分の意見を述べる
- 本論1:1つ目の理由を説明する
- 本論2:2つ目の理由を説明する
- 結論:自分の意見をもう一度まとめる
この順番を覚えておけば、本番でも「どこから書けばよいか分からない」という状態を避けやすくなります。
英作文で使える基本テンプレート
以下は、英作文の基本的な流れです。
序論
I believe that 〜 for the following two reasons.
「私は次の2つの理由から、〜だと考えます」という書き出しです。
問題文に合わせて、賛成または反対の立場を明確にします。
1つ目の理由
First, 〜.
This is because 〜.
For example, 〜.
最初に理由を示し、その理由の説明や具体例を付け加えます。
2つ目の理由
Second, 〜.
In addition, 〜.
As a result, 〜.
2つ目の理由についても、理由を述べるだけで終わらせず、「その結果どうなるのか」まで説明します。
結論
For these reasons, I believe that 〜.
最後に、自分の立場をもう一度示します。
序論とまったく同じ文章を繰り返す必要はありませんが、途中で意見が変わらないように注意しましょう。
理由は「結論まで一段深く」説明する
英作文では、理由を一文だけ書いて終わらせないことが大切です。
例えば、「便利だから」という理由を書くだけでは、説明として十分とはいえません。
次のように、理由から生じる結果まで考えます。
It is convenient.
↓
It saves people time.
↓
Therefore, they can spend more time on their work or families.
日本語で考えると、次の流れです。
「便利になる」
→「時間を節約できる」
→「仕事や家族のために時間を使える」
このように「それによって何が起こるのか」を一段深く考えると、文章を広げやすくなります。
理由が思いつかないときの考え方
英作文では、英語以前に「日本語でも理由が思いつかない」ということがあります。
その場合は、次の視点から考えてみてください。
- お金:費用を削減できるか、負担が増えるか
- 時間:時間を節約できるか
- 環境:環境問題の改善につながるか
- 健康:心身の健康によいか
- 教育:学習機会が増えるか
- 安全:事故や犯罪を減らせるか
- 雇用:仕事が増えるか、減るか
- 利便性:生活が便利になるか
- 格差:公平性が高まるか
- 技術:新しい技術の発展につながるか
例えば、「企業は在宅勤務を推進すべきか」というテーマなら、次のように考えられます。
- 通勤時間を減らせる
- 交通による環境負荷を減らせる
- 会社のオフィス費用を抑えられる
- 従業員同士の意思疎通が難しくなる可能性がある
最初から英語で考える必要はありません。
まず日本語で理由を2つ決め、その後、自分が書ける英語に変換するほうがスムーズです。
難しい英語より、正確に伝わる英語を使う
準1級だからといって、すべての文章に難しい単語や複雑な構文を入れる必要はありません。
意味や使い方に自信のない単語を無理に使うと、かえって不自然な文章になったり、主張が伝わりにくくなったりします。
まずは、自分が正確に使える英語で意見を伝えることを優先します。
例えば、難しい表現が思いつかない場合は、
This will help people save money.
のようなシンプルな文章でも構いません。
その後、練習を重ねながら、接続表現や語彙のバリエーションを増やしていきます。
模範解答は丸暗記しない
僕は、教材に掲載されている模範解答をそのまま丸暗記するのではなく、文章の構成や使い回しやすい表現を学ぶようにしました。
模範解答を丸ごと覚えても、本番で同じテーマが出るとは限りません。
覚えるなら、次のような部分を選びます。
- 意見を示す表現
- 理由を追加する表現
- 原因と結果をつなぐ表現
- 具体例を挙げる表現
- 結論をまとめる表現
覚えておきたい接続表現
| 役割 | 表現 |
|---|---|
| 1つ目の理由 | First / To begin with |
| 2つ目の理由 | Second / In addition |
| 原因 | This is because 〜 |
| 結果 | Therefore / As a result |
| 具体例 | For example / For instance |
| 逆接 | However / On the other hand |
| 結論 | For these reasons / In conclusion |
表現だけを覚えるのではなく、自分で文章を作りながら使い方を確認しましょう。
英作文のおすすめ練習手順
英作文は、いきなり制限時間内に完成させようとしなくても大丈夫です。
次の順番で練習すると進めやすくなります。
ステップ1:模範解答の構成を分析する
最初に、教材の模範解答を読みます。
その際、文章を次の4つに分けて確認します。
- 意見
- 理由1
- 理由2
- 結論
内容だけでなく、「どの順番で書かれているか」を見ることが大切です。
ステップ2:日本語で理由を考える
TOPICを見て、自分の立場と理由を2つ決めます。
英語で思いつかない場合は、先に日本語でメモして構いません。
ステップ3:時間を気にせず1本書く
最初は時間を測らず、辞書や教材を確認しながら書きます。
まずは基本構成に沿って、最後まで完成させることを目標にします。
ステップ4:見直して書き直す
完成したら、文法、スペル、語数、文章のつながりを確認します。
間違いを確認した後、同じテーマでもう一度書くと、使える表現が定着しやすくなります。
ステップ5:時間を測って書く
基本構成に慣れてきたら、時間を決めて練習します。
本番ではリーディングと要約もあるため、英作文だけに時間をかけ続けることはできません。
英文要約は「重要な情報を選ぶ問題」
英文要約では、元の英文をただ短くすればよいわけではありません。
文章全体を読み、主題や重要な情報を選んで、別の表現でまとめる必要があります。
現在の準1級では、60〜70語で要約します。
短すぎると重要な情報が不足し、長すぎると細かい例や不要な説明まで入っている可能性があります。
まずは、課題文の構造を見抜くことが重要です。
要約問題の基本的な解き方
ステップ1:文章全体のテーマを確認する
最初に、「何について書かれた文章なのか」を一文で考えます。
細かい単語が分からなくても、文章全体のテーマを見失わないようにします。
ステップ2:各段落の要点をメモする
各段落について、「一番重要なことは何か」を短くメモします。
例えば、次のように整理します。
- 第1段落:新しい制度やサービスの説明
- 第2段落:メリット
- 第3段落:問題点や反対意見
メモは日本語でも英語でも構いません。
ステップ3:具体例や細かい数字を省く
要約では、すべての情報を入れることはできません。
一般的には、次のような情報は省ける可能性があります。
- 同じ内容の言い換え
- 細かい具体例
- 人名や地名
- 詳細な数字
- 補足的な説明
ただし、その数字や具体例が文章の中心になっている場合もあるため、機械的に削るのではなく、文章全体の主張に必要かどうかで判断します。
ステップ4:自分の言葉でつなぎ直す
元の英文を長くそのまま書き写すのではなく、意味を保ちながら、より短い表現に言い換えます。
例えば、
a large number of people
は、
many people
と短くできます。
また、
due to the fact that
は、
because
と言い換えられます。
重要なのは、元の意味を変えないことです。
ステップ5:語数と文法を確認する
書き終わったら、60〜70語に収まっているか確認します。
あわせて、次の点も見直します。
- 主語と動詞が対応しているか
- 時制が途中で変わっていないか
- 単数形と複数形が合っているか
- 接続詞の使い方が自然か
- 元の文章にない自分の意見を加えていないか
要約問題では自分の意見を書かない
英作文では自分の立場を述べますが、要約では元の文章の内容をまとめます。
そのため、
I think 〜.
In my opinion, 〜.
のように、自分の意見を加えないようにします。
元の文章に反対意見が書かれていても、それに対して自分が賛成か反対かを書く必要はありません。
あくまで、筆者が提示している情報や議論を正確にまとめます。
要約で使いやすい表現
要約では、情報の関係を示す表現を覚えておくと便利です。
| 役割 | 表現 |
|---|---|
| 追加 | also / in addition |
| 対比 | however / while |
| 原因 | because / since |
| 結果 | therefore / as a result |
| 利点 | one benefit is that 〜 |
| 問題点 | one concern is that 〜 |
| 可能性 | may / can / could |
ただし、接続詞を増やすこと自体が目的ではありません。
前後の内容に合った表現を選び、文章の流れを分かりやすくするために使います。
要約で避けたい5つの失敗
1. 元の英文をそのまま書き写す
一部の重要な語句を使うことはありますが、文章全体を長くコピーするのは避けます。
内容を理解したうえで、短い表現に言い換えましょう。
2. 具体例を入れすぎる
具体例ばかり残すと、文章全体の主張が伝わらなくなります。
まず主張や重要な理由を優先します。
3. 元の文章にない意見を加える
要約は、自分の意見を書く問題ではありません。
課題文に書かれている内容だけをまとめます。
4. 一つの段落だけを詳しく書く
最初の段落だけで語数を使い切らず、文章全体の重要な情報を拾います。
5. 語数だけを合わせる
60〜70語に収めても、重要な情報が抜けていれば十分な要約にはなりません。
語数を調整する前に、必要な内容が含まれているか確認します。
ライティングの採点で意識したい4つの観点
英検の英作文では、次の4つの観点が示されています。
- 内容
- 構成
- 語彙
- 文法
内容
問題で求められていることに答えているかを確認します。
英作文なら、自分の意見とそれを支える理由が必要です。
構成
英文全体の流れが分かりやすく、論理的につながっているかを確認します。
段落分けや接続表現を使い、意見と理由の関係を明確にします。
語彙
テーマに合った語彙を、正しい意味とスペルで使えているかを確認します。
難しい単語を使うことだけが目的ではありません。
文法
文法的に正しいだけでなく、同じ文型ばかり繰り返していないかも確認します。
ただし、複雑な文を無理に使って間違えるより、自信のある表現で正確に書くことを優先しましょう。
独学で答案を見直すチェックリスト
添削してくれる先生がいない場合は、次の項目を使って自分の答案を見直します。
英作文のチェック項目
- TOPICに正しく答えている
- 自分の立場が明確になっている
- 指定されたPOINTSを2つ使っている
- 理由が2つ書かれている
- 理由に説明や具体例がある
- 序論・本論・結論に分かれている
- 120〜150語に収まっている
- 主語と動詞が対応している
- 単数形と複数形が合っている
- スペルミスがない
要約のチェック項目
- 文章全体のテーマが含まれている
- 各段落の重要な情報を拾っている
- 細かい具体例を入れすぎていない
- 元の英文の意味を変えていない
- 自分の意見を加えていない
- 同じ内容を繰り返していない
- 60〜70語に収まっている
- 文法的に完成した英文になっている
『最短合格! 英検準1級 要約&英作文完全制覇』の使い方
これから対策を始める人には、要約と英作文を1冊で学べる『最短合格! 英検準1級 要約&英作文完全制覇』が候補になります。
おすすめの進め方は次のとおりです。
1. 最初に解答手順を読む
最初から問題だけを解くのではなく、要約と英作文の基本的な考え方を確認します。
2. 模範解答の構成を分析する
内容だけでなく、意見、理由、説明、結論がどのように配置されているかを確認します。
3. 使いやすい表現を集める
模範解答から、自分でも使えそうな表現を選びます。
ノートには長い模範解答を丸ごと書き写すのではなく、別のテーマにも使える表現を残します。
4. 自分の答案を書く
模範解答を読むだけで終わらせず、必ず自分で答案を作ります。
最初は教材を見ながらでも構いません。
5. 解答例と比較して書き直す
自分の答案と解答例を比較し、足りなかった内容や不自然な表現を確認します。
最後に、同じ問題をもう一度書き直します。
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3か月間のライティング学習スケジュール
1か月目:構成と表現を覚える
最初の1か月は、いきなり大量の答案を書くより、基本構成を理解することを優先します。
- 英作文の4段落構成を覚える
- 模範解答の構成を分析する
- 頻出テーマの理由を日本語で考える
- 使いやすい接続表現を覚える
- 英文要約の解答手順を理解する
2か月目:実際に書く量を増やす
2か月目は、教材や過去問を使って実際に答案を書きます。
- 英作文を最初から最後まで書く
- 要約問題を60〜70語でまとめる
- チェックリストを使って見直す
- 模範解答と比較する
- 間違えた答案を書き直す
単語学習もやめず、英作文や要約で使えそうな語彙を増やします。
パス単の詳しい使い方はこちらで紹介しています。
▶︎【内部リンク:英検準1級パス単の使い方|3か月で語彙力を伸ばした覚え方と勉強法】
3か月目:時間を測って過去問を解く
試験が近づいてきたら、本番を意識して時間を測ります。
- リーディングとライティングを通して解く
- 要約と英作文の両方を必ず完成させる
- 書き終わった後の見直し時間を確保する
- 苦手なテーマを優先して練習する
- 同じミスを繰り返していないか確認する
本番形式で練習し、どちらか一方に時間を使いすぎないように調整します。
本番で意識したいこと
本番では、完璧な英文を書こうとして手が止まるのが一番もったいないです。
分からない表現がある場合は、自分が書ける言葉へ言い換えます。
また、書き始める前に、短いメモを作っておくと途中で話がずれにくくなります。
英作文なら、
- 自分の立場
- 理由1
- 理由2
- それぞれの説明
を先に決めます。
要約なら、
- 全体のテーマ
- 利点や主張
- 問題点や対立する意見
- 結果
を整理してから書き始めます。
時間が残ったら、難しい単語を追加するより、文法、スペル、語数を確認しましょう。
まとめ:英作文も要約も、型を覚えて実際に書こう
英検準1級のライティング対策で大切なのは、次の点です。
- 英作文は序論・本論・結論の型を決める
- 理由だけでなく、その結果や具体例まで説明する
- 理由が思いつかないときの視点を準備する
- 模範解答を丸暗記せず、構成と表現を学ぶ
- 要約では各段落の重要な情報を拾う
- 具体例や細かい説明を入れすぎない
- 要約に自分の意見を加えない
- 必ず自分で答案を書き、見直す
- 最後は時間を測って過去問を解く
僕も最初から英作文をスムーズに書けたわけではありません。
しかし、文章の型を決め、理由の考え方や使いやすい表現を学ぶことで、少しずつ最後まで書けるようになりました。
ライティングは、教材を読むだけではなかなか伸びません。最初はうまく書けなくても、実際に手を動かして1本完成させることが大切です。
まずは教材の模範解答を1本選び、「意見・理由1・理由2・結論」に分けるところから始めてみてください。
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英検準1級に合格するまでの3か月間の勉強計画については、こちらの記事で詳しく紹介しています。


