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こんにちは!英語学習発信者のはっしーです。
本記事では、大学時代に人生で初めて英検を受けた僕が、完全独学・わずか3か月で英検準1級に「いきなり一発合格」したときの、パス単の使い方を紹介します。
英検準1級の勉強を始めて、多くの人が最初にぶつかるのが「単語の難しさ」ではないでしょうか。
僕も準1級の単語を見たときは、知らないものが多く、すべて覚えられるのか不安になりました。
そこで語彙学習の中心にしたのが、旺文社の『英検準1級 でる順パス単』です。
ただし、パス単は最初から1語ずつ完璧に覚えようとすると、なかなか先へ進めません。
僕が意識したのは、書いてじっくり覚えることではなく、1日に多くの単語へ触れ、短期間で何度も繰り返すことです。
この記事では、僕が実践した以下の内容を詳しく解説します。
- 1日200語に触れる進め方
- 最初に優先した範囲
- 4日間の学習と2日間の復習
- 書かずに覚えた理由
- 覚えられない単語への対処法
- 3か月間のパス単の使い方
英検準1級で使用した教材全体については、こちらの記事をご覧ください。
▶︎【英検準1級に3か月で一発合格した僕が使った教材5選 | はっしー英語ラボ】
結論:パス単は「1語に時間をかけず、何度も見る」
僕のパス単の使い方を簡単にまとめると、次のとおりです。
- 最初は「でる度A・B」を優先する
- 1日200語を目安に触れる
- 英単語を見て、日本語の意味を確認する
- 書かずに、目・耳・口を使って覚える
- 4日間進めた後、2日間かけて復習する
- 一度で覚えようとせず、繰り返し出会う
- 2か月目以降も単語学習を続ける
ポイントは、1周目から完璧を目指さないことです。
単語を覚えるためには、1回の学習に長い時間をかけるよりも、同じ単語を何度も見直すことが大切だと感じました。
英検準1級でパス単が必要だと感じた理由
英検準1級では、語彙問題だけでなく、長文、リスニング、英作文などでも一定の語彙力が必要になります。
知らない単語が多い状態では、文章全体の内容を理解するのも難しくなります。
僕も勉強を始めた当初は、問題を解くテクニックより、まず準1級レベルの単語に慣れる必要があると感じました。
そこで、最初の1か月はパス単を中心に進め、主要な単語へ広く触れることを優先しました。
単語を知っているだけで必ず問題が解けるわけではありません。それでも、分かる単語が増えると、長文やリスニングの負担はかなり軽くなります。
英検準1級対策では、単語学習がほかの技能を支える土台になると感じました。
最初は「でる度A・B」を優先した
3か月という限られた期間で、パス単に載っている内容をすべて同じ濃さで覚えようとすると、時間が足りなくなる可能性があります。
そこで僕は、まず「でる度A・B」の主要語彙を優先しました。
最初の30日間は、でる度A・Bの単語約1,000語を中心に進め、8割程度を覚えることをひとつの目標にしました。
最初から難しい単語を含めてすべて完璧にしようとするより、優先度の高い範囲を繰り返したほうが進めやすかったです。
最初の1か月の優先順位
僕が意識した順番は次のとおりです。
- でる度A
- でる度B
- 熟語
- 余裕があれば、そのほかの範囲
もちろん、最終的にはできるだけ広い範囲を覚えるのが理想です。
ただ、最初から範囲を広げすぎると復習が追いつかなくなります。まずは重要度の高い単語を固め、その後に学習範囲を広げる形がおすすめです。
1日200語に触れる「大量回転」で進めた
僕は、1日200語を目安にパス単を進めました。
「1日200語も覚えられない」と思うかもしれませんが、200語すべてをその日のうちに暗記するわけではありません。
ここでの目標は、200語を完璧に覚えることではなく、200語に触れることです。
基本的な進め方
- 英単語を見る
- 日本語の意味を確認する
- 意味を声に出すか、頭の中で唱える
- すぐに次の単語へ進む
1語にかける時間は短くし、テンポよく進めます。
すぐに意味が出てこなくても、そこで長時間悩む必要はありません。答えを確認して、次の単語へ進みます。
1周目で覚えられなかったとしても、2周目、3周目と繰り返す中で、少しずつ見覚えのある単語が増えていきます。
「覚える」より「出会う回数を増やす」
最初から「今日中に200語を暗記する」と考えると、かなり苦しくなります。
僕は「今日は200語に触れる」と考えることで、学習を進めやすくしました。
1回目は見たことがある程度でも構いません。
2回目に「前にも見た気がする」となり、何度も繰り返すうちに、英単語を見ただけで意味が出てくるようになります。
英単語学習では、1回で覚えることより、忘れた後にもう一度思い出すことのほうが大切だと感じました。
4日間進めて、2日間復習した
僕は、4日間で新しい範囲を進め、その後の2日間を復習に使うサイクルを取り入れました。
例えば、次のようなイメージです。
| 日程 | 学習内容 |
|---|---|
| 1日目 | 新しい200語に触れる |
| 2日目 | 次の200語に触れる |
| 3日目 | 次の200語に触れる |
| 4日目 | 次の200語に触れる |
| 5日目 | 1〜2日目の範囲を復習する |
| 6日目 | 3〜4日目の範囲を復習する |
| 7日目 | 遅れの調整または苦手語の確認 |
新しい単語を進める日だけでなく、あらかじめ復習日を設定しておくのがポイントです。
毎日新しい単語だけを増やしていくと、最初に見た単語をどんどん忘れてしまいます。
一方で、毎日すべての範囲を復習しようとすると、今度は負担が大きくなりすぎます。
新しい範囲を進める日と復習する日を分けることで、学習を続けやすくなりました。
書いて覚える方法は使わなかった
英単語を覚えるとき、ノートに何度も書く人もいると思います。
しかし僕は、パス単の単語をひたすら書いて覚える方法は使いませんでした。
理由は、1語ずつ書いていると時間がかかり、短期間で多くの単語に触れるのが難しくなるからです。
僕が重視したのは、次の3つです。
- 目で英単語を見る
- 音を確認する
- 自分でも発音する
スペルを正確に書く必要がある単語や、何度見ても区別できない単語だけ、必要に応じて確認すれば十分です。
少なくとも最初の段階では、すべての単語を何度も書き写すより、英単語と意味を素早く結びつけることを優先しました。
音声と発音も一緒に確認する
単語を目で見るだけでなく、発音も一緒に確認すると、リスニングでその単語が出てきたときに気づきやすくなります。
文字を見れば意味が分かっても、正しい発音を知らなければ、音声の中で同じ単語が使われても聞き取れないことがあります。
パス単を使うときは、次の順番で確認するのがおすすめです。
- 英単語を見る
- 発音を聞く
- 自分でも発音する
- 日本語の意味を確認する
移動中など、本を開けない時間に音声を聞く方法もあります。
ただし、音声を流すだけで終わるのではなく、できるだけ英単語と意味を頭の中で結びつけることが大切です。
例文はすべて暗記しなくていい
パス単には、単語の使われ方を確認するための例文が掲載されています。
例文は役立ちますが、最初からすべて暗記しようとすると、かなり時間がかかります。
僕はまず、英単語を見て基本的な意味が分かる状態を優先しました。
例文を詳しく確認したいのは、次のような単語です。
- 意味だけでは使い方が分かりにくい単語
- 前置詞との組み合わせが重要な単語
- 似た意味の単語と区別しにくい単語
- 何度見ても覚えられない単語
すべての例文を同じように勉強するのではなく、必要な単語だけ丁寧に確認すると、時間を使いすぎずに済みます。
覚えられない単語があっても立ち止まらない
パス単を進めていると、何度見ても覚えられない単語が出てきます。
僕も、すぐに意味が出てこない単語がありました。
そのような単語に出会っても、1語に長い時間をかけすぎず、いったん次へ進むようにしました。
覚えられない単語には印をつけ、次の復習で優先的に確認します。
印のつけ方
例えば、次のように分けられます。
- すぐ意味が分かった:印なし
- 少し迷った:チェックを1つ
- まったく分からなかった:チェックを2つ
復習するときは、チェックがついた単語から見直します。
すでに覚えた単語へ使う時間を減らし、覚えていない単語に集中できるため、復習の効率が上がります。
日本語を見て英単語を言える必要はある?
英検準1級の語彙問題や長文対策では、まず「英単語を見て日本語の意味が分かる状態」を優先して構いません。
一方、英作文や面接で使いたい単語については、日本語の意味から英単語を思い出す練習も役立ちます。
僕は最初の段階では、次の順番を意識しました。
- 英単語を見て意味が分かる
- 文章の中でも意味が分かる
- 必要な単語は自分でも使えるようにする
すべての単語を最初から自由に使える状態にしようとすると、学習の負担が大きくなります。
まずは読んだときに分かる単語を増やし、その後、英作文や面接で使いやすい表現を選んで練習するのがおすすめです。
3か月間のパス単の進め方
僕が考える3か月間の進め方は、次のようになります。
1か月目:でる度A・Bを中心に回す
最初の1か月は、主要語彙へ集中的に触れます。
- 1日200語を目安にする
- 4日間進めて2日間復習する
- 最初から完璧を目指さない
- 英単語から日本語の意味を答える
- 書くよりも見る回数を増やす
この時期の目標は、主要語彙の8割程度を覚えることです。
すべての単語を完璧にすることではなく、準1級の単語に何度も触れ、見覚えのある単語を増やしていきます。
2か月目:苦手な単語を減らす
2か月目も、単語学習は継続します。
ただし、最初からすべてを同じように見直すのではなく、意味が出てこない単語を中心に復習します。
同時に、長文や過去問で出会った単語もパス単で確認します。
単語帳の中だけで覚えるのではなく、文章の中で意味を確認すると、記憶に残りやすくなります。
3か月目:過去問と組み合わせる
3か月目は、過去問演習を増やしながら単語学習を続けます。
過去問で分からなかった単語がパス単に載っていた場合は、該当するページへ戻って確認します。
この時期は新しい単語を大量に増やすことより、これまで学んだ単語を本番で思い出せる状態に近づけることを優先します。
試験直前まで、苦手な単語をまとめた範囲を繰り返し確認しましょう。
3か月間の勉強全体については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎【英検準1級に3か月で一発合格した勉強法|完全独学の12週間ロードマップ | はっしー英語ラボ】
パス単だけで語彙対策は十分?
僕はパス単を語彙学習の中心にしましたが、『英検準1級 文でおぼえる単熟語』も使用しました。
それぞれの役割は次のように分けていました。
| 教材 | 主な役割 |
|---|---|
| 出る順パス単 | 英単語と意味を集中的に覚える |
| 文でおぼえる単熟語 | 文章の中で使い方を確認する |
| 過去問題集 | 本番での出題や文脈を確認する |
まずパス単で単語の基本的な意味を覚え、文単や過去問の文章で使われ方を確認する流れです。
パス単だけを繰り返すより、実際の英文の中で単語に出会うことで、意味を思い出しやすくなりました。
パス単学習で避けたい5つの使い方
1. 1周目から完璧を目指す
1周目で覚えられないのは自然なことです。
最初から完璧を目指すと先へ進めなくなるため、まずは全体を回すことを優先します。
2. すべての単語を何度も書く
書くこと自体が目的になると、学習に時間がかかります。
基本的には目、耳、口を使い、書くのは必要な単語に絞ります。
3. 新しい単語だけを進める
新しい範囲を進めるだけでは、以前覚えた単語を忘れてしまいます。
復習日をあらかじめ学習予定に入れておきましょう。
4. 覚えた単語も同じ回数だけ復習する
意味がすぐに分かる単語と、何度見ても覚えられない単語を同じように復習すると非効率です。
印を使い、苦手な単語へ時間を多く使います。
5. パス単だけで試験対策を終える
単語帳で意味が分かっても、文章の中で理解できるとは限りません。
長文、リスニング、英作文、過去問の勉強も並行して進める必要があります。
これからパス単を購入する人へ
『英検準1級 でる順パス単』は改訂されることがあります。
これから購入する場合は、受験時点の最新版を確認してください。
また、音声を利用できる場合は、目で見る学習だけでなく、発音の確認にも活用するのがおすすめです。
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パス単以外の教材も比較したい人は、こちらの記事をご覧ください。
▶︎【英検準1級に3か月で一発合格した僕が使った教材5選 | はっしー英語ラボ】
よくある質問
パス単は何周すればいいですか?
必要な周回数は、勉強開始時の語彙力によって変わります。
そのため、「全員が必ず何周すればよい」とは言い切れません。
周回数よりも、英単語を見たときに意味が出てくるかを基準にしてください。覚えていない単語が多ければ、そこを優先して繰り返します。
1日200語を全部覚える必要はありますか?
その日のうちに200語すべてを暗記する必要はありません。
1日200語は、あくまで「触れる単語数」の目安です。1回で覚えようとせず、短期間で何度も見直します。
でる度Cも覚えたほうがいいですか?
時間に余裕があれば取り組むのがおすすめです。
ただし、短期間で合格を目指す場合は、まず、でる度A・Bの定着を優先します。A・Bが曖昧な状態で範囲だけを広げないようにしましょう。
単語は書いて覚えなくても大丈夫ですか?
語彙問題や長文対策では、英単語を見て意味が分かる状態がまず必要です。
そのため、すべての単語を何度も書く必要はありません。ただし、英作文で使いたい単語やスペルを間違えやすい単語は、実際に書いて確認してください。
いつまでパス単を続ければいいですか?
単語学習は、試験直前まで続けるのがおすすめです。
2か月目以降は長文や過去問の勉強が増えますが、単語学習を完全にやめず、苦手語を短時間でも見直します。
まとめ:パス単は完璧主義を捨てて繰り返そう
僕が3か月間の英検準1級対策で実践したパス単の使い方は、次のとおりです。
- 最初は、でる度A・Bを優先する
- 1日200語を目安に触れる
- 1語に時間をかけすぎない
- 書くより、目・耳・口を使う
- 4日間進めて2日間復習する
- 覚えられない単語を優先して見直す
- 2か月目以降も単語学習を続ける
- 最後は長文や過去問と組み合わせる
パス単を開いたときに、知らない単語ばかりでも焦る必要はありません。
僕も最初からすべての単語を知っていたわけではありません。一度で覚えようとせず、同じ単語に何度も出会うことで、少しずつ意味が定着していきました。
英検準1級の語彙対策では、完璧に覚えてから進むことよりも、まず学習を止めずに回し続けることが大切です。
まずは、今日から200語に触れるところから始めてみてください。
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